被災地や被災者への年賀状にお悩みの方へ

被災者への年賀状の「言葉選び」に迷う方からの質問が多く寄せられます。

「おめでとう」という言葉を使うのは不謹慎ではないか、失礼にならないかと悩んでいらっしゃるようです。しかしながら、実は「おめでとうございます」は「新年おめでとうございます」の意味合いがあり、不謹慎や失礼に当たらないとされています。ただし、ご本人様が使いにくいと感じる場合は、言葉を少し言い換えることをお勧めいたします。

また、被害に遭った方に年賀状を出すべきか迷う場合は、寒中見舞いとして出しても良いとされています。年賀状の目的は、新年を共に祝い、相手の健康と幸福を願うことにあります。賀詞にこだわらず、「相手を思いやる気持ち」で手書きの言葉を添えて、相手の気持ちを考えながら新年の始まりと幸福、そして健康を祈願することが大切だと思われます。